スムシ対策
日本ミツバチの飼育で一番問題になるのがスムシです。裏を返せば、スムシ対策をきちんとやっていれば、日本ミツバチの飼育はうまくいくと考えています。
スムシは、小さいうちは巣箱の縁で生活していますが、大きくなると巣の中に入ると考えられます。
対策としては、巣箱にでこぼこや隙間をなくすることです。隙間などがあるとそこに住み着いて成長します。また、床に落ちていく巣屑も1週間1回掻き出します。その中に小さなスムシが多数います。冬季は特に巣屑が落ちますのできちんと掻き出します。
自然巣を巣箱に移して飼育しようとしても成功しません。それは群れに勢いが少しでも弱まると、スムシが活発に活動して巣をズタズタにしてしまうからです。そうすると日本ミツバチは逃去してしまいます。
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巣門の外に出たスムシの糞(この群はまもなく絶滅) |
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絶滅した群れの内部 |
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スムシの活動 |
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夏用底隅のスムシ |
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底のスムシ |
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冬場の巣屑の落下 |