巣箱の作り方
巣箱は、重箱本体と巣門(開閉)ユニット、待ち箱用底、夏用底、冬用底でできています。
群れを捕獲するための待ち箱は、本体と待ち箱用底を組み合わせます。群れが捕獲できたら、本体と巣門ユニット、夏用底を組み合わせます。このように用途や季節によって使い分けますが、本体はそのままです。写真がその重箱式巣箱のセットです。
まず待ち箱を別に掲載している図面を参考にして作ります。重箱式巣箱の重箱は、厚さ24ミリ、幅210ミリ、長さ250ミリの杉板を組み合わせて作ります。これより薄い板は使わない方が良いでしょう。ポイントは板を正確に切ることです。自分で切るとうまく切れなくて、合わせ目が一致しないことが多いようです。販売業者に正確に切ってもらうと良いでしょう。その板を組み立て、重箱を作ります。重箱が完成したら落下防止棒を入れます。この棒は大変重要です。これがないと、巣箱を動かしたときに巣が落花してしまいます。重箱が完成したら二つの重箱を支え板できちんと繋ぎます。
蓋、中蓋、支え板、底板はコンパネでできます。支え角柱は垂木を使います。
待ち箱用の底を作ります。ここで厚さ5.5ミリのベニア板を使用しますが、この厚さが待ち箱の巣門の高さになります。この高さが高いと群れは入りません。ちょうど5.5ミリが良いと思います。
次に群れを捕獲してから使用する巣門ユニット、夏用底板、冬用底板を作成します。
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左は本体、中奥は巣門ユニット、中前は待ち箱用底、右奥は夏用底、右前は夏用底 |
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重箱の制作 |
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落下防止棒 |
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重箱の組み立て |
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待ち箱用底 |
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巣門ユニット |